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Apr 23, 2024

イスラエルの空襲でアレッポ空港が閉鎖:国営メディア

イスラエルの攻撃により滑走路が損傷し、シリア北部での航空機の運航が停止されたと国営通信社SANAが報じた。

シリア国営メディアSANAが軍関係者の話として報じたところによると、イスラエルによる空襲でアレッポの国際空港が攻撃され、滑走路が損傷し、空港の運航が停止された。

「午前4時30分頃(グリニッジ標準時01時30分)…イスラエルの敵は、ラタキア西の地中海の方向からアレッポ国際空港を狙って航空攻撃を開始した」と情報筋は月曜日に述べ、これにより空港に損害が生じたと付け加えた。滑走路。

イスラエルはシリアでの攻撃についてはほとんどコメントしないが、宿敵イランの国内でのプレゼンス拡大は許さないと繰り返し述べている。

イスラエル軍報道官は月曜日、AFP通信に対し、「外国メディアの報道についてはコメントしない」と語った。

シリア内戦が12年以上続く中、イスラエルは主にイラン支援部隊やレバノンのヒズボラ戦闘員、シリア軍陣地を標的として自国領土に数百回の空襲を仕掛けてきた。

シリア運輸省職員のスレイマン・ハリル氏は、唯一機能していた滑走路が被害の中心だったと述べ、「空港をできるだけ早く使用可能な状態に戻すため、保守チームが今日から修復作業を開始する」と付け加えた。

同氏はAFPに対し、便はダマスカス空港とラタキア空港に目的地変更されたと語った。

シリア人権監視団(SOHR)は、攻撃は隣接するナイラブ軍用空港の武器庫も標的にしたと述べた。

イスラエルの攻撃により、政府が管理するアレッポと首都ダマスカスの空港で繰り返し航空便の運航停止が発生している。

イスラエルは過去数年にわたり、ダマスカス空港とアレッポ空港を中心に、シリア政府支配地域内で多数の攻撃を行ってきた。

アレッポ空港は今年、数回標的にされており、その中には3月に2回も同様に運航が中断されたことが含まれる。

戦争監視団によると、5月初旬、アレッポ地域に対するイスラエル軍の攻撃により、シリア軍将校4名とイラン支援の戦闘員3名が死亡し、航空機の運航停止を余儀なくされた。

英国に本拠を置くSOHRの報告によると、3月7日の攻撃では3人が死亡し、2週間後の別の攻撃ではアレッポ空港にあるイラン支援の民兵組織が使用していたとみられる武器庫が破壊された。

シリア現地の情報筋のネットワークに依存しているSOHRによると、月曜日の攻撃は、ダマスカス近郊の施設に対するイスラエルの空襲でシリア政府を支援する戦闘員2名が死亡してから1週間後に発生した。

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